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フットパスは地域を変える

「フットパスは地域を変える」

 昨日2月19日午後、余市町では、「余市自然散策愛好会」の創立5周年記念特別講座が余市経済センター会議室で開催されました。ランチタイムが終わった後、スタッフのユキコさんと夫に店のことを任せて、私が参加しました。
 
講演のテーマは、第1部が「余市地域に見られる帰化植物について」、第2部が「フットパスは地域を変える」でした。私は、第2部からの参加でした。
「フットパスは地域を変える」の講師は、北海道酪農学園大学環境システム学部教授の小川巌さん。講演では、フットパスの概要、イギリスの事例、北海道の事例が紹介されました。
以下、講演内容の一部です。
 
*フットパス(歩行者専用の遊歩道)の発祥地である英国では、全土にフットパスのコースが広がり、国内はもとより国外からの観光客もフットパスでのウォーキングを楽しんでいる。
*フットパスは健康づくり目的のウォーキングよりもっとゆっくり歩くことであり、あちこち寄り道しながら、その土地の自然や地元の人とのコミュニケーションを楽しむことができる。
*フットパスは、これまでの“ファースト(fast)”タイプの観光(北海道を2泊3日で駆け足で巡るツアーなど)に対し、“スロー(slow)”タイプの観光を提唱している。
*地域に10Km,15Kmのフットパスがあると、それを歩くのに1日がかりとなり、その地域や周辺に宿泊することになるだろうから滞在時間の大幅な延長が期待できる。地元の産物との接点も多くなるだろう。地元の人が自分たちの地域にある資源の価値に気付くようになる。
*北海道でフットパス作りに取り組む地域が増えている。後志地区では、黒松内、蘭越、ニセコ、倶知安でフットパスが出来上がっており、小樽にも動きが出ている。余市、仁木にフットパスができると後志のフットパスがつながる。
*有機農業が盛んな南幌町では、フットパスに農業体験、花、家畜、牛乳、酪農製品などを組み込んだ活動がなされている。
*フットパスはお金のかからないまちづくりのツールである。特別な観光資源がなくてもフットパスを活用した観光を提供することができる。
 
フットパスという言葉は前から何度も耳にし、イギリスへ旅行した時もあちこちで目にしました。北海道でフットパスに取り組んでいる地域があることも知っていましたが、今回の講演を聞き、思っていた以上にフットパスは“奥が深い”(小川さんの言葉)ことを理解しました。さて、次は実践かな?
(きくこ)

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